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e-waldorf newsletter no.28

2011.12.22

 

 

I wish you
a merry Christmas

and a happy new year!

 

こんにちは、石川華代です。

激動だった2011年も残りわずかとなりました。今年も、e-waldorf newsletter を読んで下さって、どうもありがとうございました。


2012年が、皆様にとって、希望と光に満ちた一年になりますよう、心からお祈りしています。

 


年末、特に色々あった2011年の終わりは、やはりオイリュトミーのハレルヤで締めくくりたいと思います。




 

週のリズムと色

 

今回は、週のリズムの取り入れ方についての話題です。

 

シュタイナー幼稚園で出るおやつは、どんなものでしょうか。(きっと、日本のシュタイナー幼稚園では、細やかな配慮のなされた、美味しいおやつが出てくるのだと思います。)また、幼稚園の先生が着ている服はどんなでしょう。

 

シュタイナーは曜日ごとに、その曜日を象徴する、惑星、木、鉱石、金属、穀類、色などを示しました。シュタイナー幼稚園の先生は、それに合わせて、その曜日の色に合わせた服をまとったり(スカーフ1枚でもその色を取り入れたり)、その曜日の穀物を使って、子ども達のおやつをつくります。

 

シュタイナーは、著作「神秘学概論」のなかで、惑星、人類の進化に関連づけて、色や鉱物などに言及しているのですが、幼稚園の先生がそれを子ども達の暮らしの中に取り入れています。先生が着る服、おやつに敷くナプキンの色、スカーフや帽子などの小物の色などに、さり気なくその曜日の色を取り入れるのです。取り入れなきゃいけない!~~なんてことは、全然ありませんし、取り入れると言っても、服からクロスから何から何までその色に揃えるなんて、徹底する必要もありません。やってみようと思ったら、自分の気持ちの良い範囲ですれば良いと思います。

 

 

土曜日ー紺(藍色)ー土星

日曜日ー白ー太陽

月曜日ー紫ー月

火曜日ー赤ー火星

水曜日ー黄色ー水星

木曜日ーオレンジー木星

金曜日ー緑ー金星

 

 

実践的な観点で、この色を使うことの一番のポイントは、

 

* 週にリズムができる。

 

シュタイナー教育では、特に、歯の抜け替わる前までの時期の「リズム」をとても大切にしています。毎日の就寝、起床、規則正しい時間にする食事、週のリズム、学期のリズム、そして、行事などで年のリズムをつくります。幼稚園では、曜日ごとに、おやつを決めたり、アクティビティを決めることで、曜日のリズムを作り出します。

 

他には、次のような意見を耳にしました。

 

* 色の鮮やかさを意識的に取り入れることで、世界とその自然を見る目を養う

* 子ども達が曜日の色を着るようにすることで、子ども達が衣服の着替えをしやすくなる(実践的ですね)

 

シュタイナー幼稚園教員の友人も、曜日の色を考えて、毎日着るものを決めていました。決まった色を基準に服を決めるので、その日の服を決めるのが楽!だとのこと(確かに。)

 

この色は、土星から太陽・・・金星まで、進化を象徴する色です。その進化の過程がその色をしているというわけではなく、その進化の質を表した色です。つまり、1週間という短い期間で、進化をたどる体験を、無意識の中に取り入れることをしているのですね。

 

人生を見てみると、色んなところに「進化」のサイクルを見ることができます。7年周期もそうですし、小学校入学から卒業も、その進化の1つの形でしょう。小さな進化、大きな進化がそれぞれ組み合わさって織りなされて、人間は生をなしていく。曜日ごとの色を取り入れることは、その進化にもう1つの層をつくることではないかと思うのです。

 

実際に、色を取り入れるとどうでしょう。7つの色を見てみると、自分がいつも着ている服とはちょっと違う色も入っています。自分スタイルではない色をちょっと取り入れることは、眠っていた意識を目覚めさせることにもなりますね。

 

曜日ごとの色の移り変わりを見てみると、落ち着いた紺から始まり、週の中盤では活動的で内から煌めく炎の色になり、それが中和されて緑へ到達して、1週間を終えます。人智学の芸術療法的な見方で、青は日常意識の高い色。最後の緑は「霊的な光」を体験するときに出会う色だそうです。

 

シュタイナー学校の先生は、月曜日のムードや週の中盤のムード、金曜日のムードを、ちゃんと考えて授業を考えます。明らかに週末明けの月曜日には、子ども達の散らばっていた魂を学びの場へ引き寄せる作業が必要で、それに、合う内容のアクティビティを考えるのです。ほかの曜日も同様。その週のサイクルに色を使うことは、やはりとても理にかなったことに思えます。

 

今まで曜日ごとの色をあまり意識せずにいたのですが、アクセサリーにでも取り入れようかな〜と思ったところで、この記事を書きました。



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