シュタイン教育教材制作のe-waldorfから、シュタイナー教育の話題をお届けしています。
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2013.3.22
 

 

環境を整えること

 

シュタイナー教育に関わりながら、私自身も子育てをしています。シュタイナー教育で、感心するところ、感嘆するところは多々ありますが、子どもが育つ環境に対する気遣いもその1つです。

 

シュタイナー幼稚園に足を踏み入れたとき、とてもたくさんのものが教室の中にあるのに、それらが整然と計算し尽くされた場所に置かれているのに感心します。おもちゃは、子どもが見てすぐわかるように整理されています。貝殻はこの籠に、積み木は種類ごとに分けられた籠に・・・というように整理されています。クレヨンは色や種類ごとに整理されて置かれています。見ただけで、何をどこに入れたかすぐにわかるように整理されています。

 

おやつの後の後片付けもしやすいように、ちょうど良い高さのところに洗い場があり、布巾や食器棚が手が届くところにあり、整理されていて、どこから布巾を持ってきてどこにカップを片付けたら良いか一目瞭然。気持ちよく片付けられる場所、片付けたくなるような環境が細心の注意をもって創りあげられています。

 

 


毎日するしごともルーティーン化されていて、習慣となっています。一日の流れだけでなく、曜日ごとに変わるアクティビティがリズムを創り出します。その習慣の中で子ども達は安心して毎日の生活を送り、心地よい幼稚園生活を送ります。

 

シュタイナー幼稚園の1つのキーとなるのはオーダー。きちんと考えられた順序。整然とした環境。きちんとしているだけでなく、自然のものに囲まれた空間は、落ち着くことができて、安心できる空間です。それは、物質的な環境だけでなく、子ども達のまわりを取り囲む人間的/精神的な環境も・・・・。信頼できる先生の愛と指導がそこにあり、子ども達は、その先生に導かれていたら大丈夫だと分かっています。安心できて、幸せな環境が作られているのです。

 

 

 

 

もちろんそれは、幼稚園に限られたことではなく、学校でも、子どもが学びやすい環境、整理整頓しやすい環境、作業がうまく流れるような環境が創り出されています。授業も、「~~しなさい」という言葉での指導だけで子どもを動かすのではなく、子どもが自然にそちらに向かって行動していくような、行動しやすいような環境を意図的に創り出してあります。

 

エポック授業の組み立てもそうでしょう。朝学校に来たばかり、まだ全身がしっかり目覚めていないときに、立ち上がり、環になって、クラスがひとつにまとまって、声を出して歌を歌い、詩を唱えます。身体の奥から目覚めていくように仕向ける朝の活動です。人間の自然の在り方を尊重し、朝、自然なやりかたで目覚め、その日の活動に向かうように計算された授業の組み立てるのです。そのような人間の在り方、人間の成長の本質を活かしたリズムと学びが、エポック授業、教科授業、1年を通しての学校に活かされています。

 

 

 

 

 

私は母親でもありますから、学校環境だけでなく、子どもを育てる家庭環境についても考えます。自分自身が子どもの最大の生活環境であることも意識し、自身が人間として成長するよう努力・・・・はしています。(笑)でも、人間的な成長というのは、一朝一夕で叶うものではありませんし、心理的な葛藤やら苦悩やら、いろいろありますね。人間ですもの。

 

でも、物質的な環境というのは、人間を変えるよりずっと変えやすいです。環境的な変化が意図したものであろうと、流れで変わったものであろうと、人間は、その環境の変化に合わせて変化します。

 

私事ですが、先月我が家は引っ越しをしました。今までよりも小さな家になったので、子ども達が思うままに創作活動をする場所がなくなってしまいました。

 

今までの家で、創作活動をしているときは、何時間も時を忘れて集中して作業をしていました。7歳、8歳という年齢とは思えないほどの集中力で、おやつも忘れてものを作っていました。でも、引っ越した後、創作する時間が減ってしまいました・・・・。引っ越しのゴタゴタで、道具などが整理しきれていないという環境もあります。今までの家だったら、創作活動をして、ご飯の時間になったらそのまま食堂へ行き、食事が終ったら作業に戻るということができましたが、今の家では、ご飯の時間になったら、作業を中断するだけでなく片付けをしなければいけません。片付けてしまったら、元の作業にすぐに戻ることもできません。

 

子どもが創作活動で散らかした部屋を見て、私が寛容でいられず、イライラしてしまう・・・という、物質的環境だけでなく、精神的な環境も・・・。

 

創作が大好きな子ども達が、手作りをやめてしまったという変化は、私にとっては大きなショックでした。ショックが大きかっただけに、子どもの外的、物質的がどれだけ子どもに影響を与えるかということを目の当たりにして、その大切さを痛感/再確認しました。

 

子どもがのびのびと作業ができて、親の私も穏やかにそれを見守ることができる環境。親にも子にも心地の良い環境を創り出すことは、特に家庭では大事ですね。親子の関係が、教師ー児童の関係よりも密であるから、余計に、双方に心地よいバランスをとることが大切ですね♪

 

 

 

ちなみに、我が家は、この問題の解決策として、一部屋、子ども達の創作部屋をつくることにしました。道具や画材や紙や、作業用のテーブルなどがまとめて置いてあって、作業中は散らかすことを気にせずに作業に没頭できる空間。

 

 

精神などのソフト面より、物質のハード面のほうが改善しやすいといえども、できることとできないことがあり、限りもあるでしょう。でも、ある程度の改善策はいつでも見つけられるもの、改善することを怠らずにいたいと思います。・・・親の義務感として、というよりも、家族みんなが心地よく幸せでいるために。笑

 

 

 

 

 

 

 

 



「十二感覚論」
岡田有子さんワークショップ 
4月開催

 



 私たちは生まれると同時に、感覚を通してまわりの世界と出会います。「その窓は5つではなく、実は12ある。」とルドルフ・シュタイナーは言っています。感覚から受け取る刺激は私たちの身体や心、言葉に直接働きかけ、日々の体験は気づくと気づかないに関わらず、私たちの一部となっていきます。

このワークショップではそれぞれの感覚がどのような性質を持つ「窓」なのか、それは人生のどんな側面を照らし出し、どんな体験へと導いてくれるのかについて探っていきます。初回の今回は12の感覚の最初の3つ、「触覚」、「生命感覚」そして「動きの感覚」について見ていきます。

ベースにはシュタイナーの12感覚論がありますが、ユングの系統をひくロバート・サーデッロ氏の精神心理学(Spiritual Psychology)そして「繊細な身体」への気づきについて生涯教え続けた、F.M.アレクサンダーの感覚への洞察も交えて、体験重視のワークショップを展開していきます。

事前の予備知識はいっさい必要ありません。人間の成長に興味をお持ちの方、そして感覚の世界を探検してみたいと思う方、是非ご参加ください。なおスペースに限りがありますので、参加ご希望の方はなるべく早めにお申し込みください。

 

  • 4月3日(水) 弦巻区民センター第三会議室 10:30 - 12:30
    東京都世田谷区弦巻1-26-11
    電話:03-3426-9624
    参加費:3500円(一般)
 
  • 4月11日(木)新町地区会館 第二会議室 14:00 - 16:00
    世田谷区新町2−21−10
    東急田園都市線桜新町徒歩8分
    参加費:3500円(一般)
 
  • 4月13日(土)大阪市立弁天町市民学習センター 第二会議室 13:30 - 15:30
          JR環状線・地下鉄中央線弁天町駅直結
   参加費:3500円(一般)


 
  • 4月25日(木)逗子 9:30 - 11:30
   参加費:3000円(一般)

 



  • お申込み先:
    石川 info@e-waldorf.com
    メールにて、お名前、ご住所、メールアドレス、参加日をお知らせ下さい。


★3月末までにオンラインワークショップにご登録された方は、対面セッションが無料になります。
オンラインワークショップ「十二感覚論」
→ http://e-waldorf.com/12senses

★対面セッションに参加された方は、受講後1ヶ月以内にオンラインに申込みされると、受講料が割引になります。

 

 
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岡田有子さん監修
「十二感覚論」

オンラインワークショップ

12ヶ月間かけて、ルドルフ・シュタイナーの十二感覚論をじっくりと学び進めていきます。静寂やアレクサンダーテクニーク講師でもある有子さんオリジナルのエクササイズをすることで、感覚を研ぎ澄まし、シュタイナーの十二感覚論を深く感じ取りながら学んでいきます。予備知識として人智学のことを知っている必要はありません。逆に長年人智学を学び続けている人にも、気づきの多い、興味深い講座です。ぜひご参加下さい。2013年3月31日までにオンライン講座のご登録をされた方は、4月、11月に行われる、有子さんの対面セッションに無料で参加することができます。

オンライン「十二感覚論」について詳細は
ウェブサイトをごらんください。


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