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e-waldorf newsletter no.26

シュタイナー学校の語学教育

2011.10.31


皆さん、こんにちは。シュタイナー学校の授業の中で特徴のある物といえばいろいろですが、語学教育も特徴的であり、シュタイナー学校の子ども達の得意とする分野でもあるといえると思います。私の息子達(小1と小2)は学校でドイツ語とスペイン語を習っています。まだ読み書きはせず、歌を歌い、体を動かしたりアクティビティをしたり、絵を描いたりしながらの外国語授業は、子どもたちにとても人気です。うちの次男も、小学校入学してまだ2ヶ月ですが、家で遊びながらドイツ語の歌を歌い、スペイン語でブツブツとつぶやいたりしています。外国語という、異国の言葉で国境を越えたところにある、(私にとっては)ある意味「かけ離れた」文化を、当たり前のようにして自然に受け止めているようです。(ヨーロッパという、多言語が入り交じる地域では、特にそうなのかもしれません。)

外国語というと、ルドルフ・シュタイナー・カレッジのある学生の言葉が思い出されます。シュタイナー学校で1〜8年生まで育った彼女は、学校でドイツ語を習いました。その後まったくドイツ語を使わず「すっかり忘れてしまった」という彼女。ドイツ語を最後に勉強してから10年以上たって、ドイツへ行くというのですが「きっと、忘れてしまったドイツ語もすぐに思い出すと思うわ。子どもの頃に習ったドイツ語は、今は何も覚えていないけれど、魂の奥に染み込んでいるはずだから。・・・教育ってそういうものでしょ。」

彼女は、言語教育に限らず、教育全体について言いました。そんなことを、みじんの疑いもなくサラッと言ってのけた彼女、羨ましかったです。(笑)羨ましいだけでなく、全ての子どもが、「教育ってそういうもの」と信じられたら・・・・と強く思いました。




そんな「魂の奥に染み込む」外国語教育を、e-waldorf オンライン・ワークショップで始めることになりました。「えいご教室」といいます。11月末頃、アメリカの感謝祭の頃に感謝祭の話題を織り交ぜながらレッスンを開始します。

「えいご教室」を監修してくださるマクレラン直子さんの言葉を下にご紹介しますね♪
 

 



えいご教室 

こんにちは。e-waldorf inspiration on-line workshopにて「えいご教室」を担当するマクレラン直子です。アメリカ、北カリフォルニアからみなさんへLiving and Loving Englishを心に、子供達を育む言語教育のヒントをお届けします。

今回は、シュタイナー学校における外国語教育について少しお話します。シュタイナー教育のカリキュラムの中には小学校1年生から二つの外国語が取り入れられています。つまり、子供たちは一年生から母語以外の言語を二つ学ぶわけです。

授業時間やどの言語を教えるかは国や地域、学校によってさまざまですが、私が勤めていたハワイのホノルル・ワルドルフ・スクールではスペイン語と日本語を教えています。ここでは週に4回、一レッスン40分の外国語授業の枠があり。4週おきにスペイン語、日本語と交互に入ります。そして、7年生からはどちらかの言語をひとつ選択し、この時選択した言語はそのまま高校まで同じ言語を持ち越すことになります。

シュタイナー学校では一年生からなぜ母語以外に二つの言語を教えるのでしょうか?
それは、二つの外国語を体験することで相対的な概念が育つという考え方からきています。母語+一外国語の場合は二つの言語の比較になりますが、母語+二外国語を体験することにより考え方に極性を育むことができ、母語はその中心に位置します。また、自分の言語ではない言語に触れることにより意識が目覚めるのです。つまり、他言語(他文化)を体験することにより自分自身の言語を、文化を再認識することができるのです。全人教育であるシュタイナー教育において、母語ではない言語のリズムを体全体で体験し、それぞれの言語の持つ色を体験していきます。7歳から14歳は成長期の第二期にあたり、感情が育つ時期です。言葉を通じて人間の感情の幅を広げる時期でもあり、一年生からの外国語教育には深い意味があるのです。

e-waldorfのえいご教室では、このように子ども達の成長に合わせて、ご家庭でできるえいご教育を通して子ども達を育んでいくことができるような具体的なヒントとガイダンスを提供していきます。



マクレラン直子さん、プロフィール
新潟のお寺で生まれ8歳よりハワイで育つ。ハワイの日本語学校で日本語を、公立小・中・高校で日本文化を教える。帰国後、新潟にて15年間英語教室を運営。公立小学校の担任による英語指導プログラム開発に携わる。英国バーミンガム大学修士課程にてTESL・TEFL、第二言語・外国語としての英語教授法を、カリフォルニアにてシュタイナー教育教授法を学ぶ。子どもたちを対象に、英語教育、継承言語としての日本語教育を通して自ら学ぶ楽しさを伝えるためのイベントを企画・運営。また、指導者を対象に、積極的に学びとる姿勢を育てるための具体的な指導法を伝えるセミナーやワークショップにおいてテイーチャー・トレーナーとして活躍。ハワイ・ホノルル・ワルドルフ・スクール教員を経て、2011年8月北カリフォルニアへ拠点を移す。JJ Education 代表、JALT TC-SIG, 全国語学教育学会・児童教育専門部会、ICBA、国際児童文庫ハワイおはな文庫代表。



 



 

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