エネルギー基本計画(今年4月閣議決定)を具体化するとして、総合資源エネルギー調査会の下に、様々な小委員会やワーキンググループが設置されています。そのためエネルギー政策を巡る議論の全体像が見えにくくなっています。また、政府はなるべく早く「エネルギーミックス」をつくると言いますが、その検討の場も進め方も、各小委・WGの作業との関係もはっきりしません。果たして、原発依存度低減、再エネ推進、省エネ、温暖化対策といった重要課題に対し、統一性のある政策と資源分配が実現できるのでしょうか。何より、3.11以前の閉鎖的なエネルギー政策立案過程への逆戻りが懸念されています。
エネ調原子力小委員会などでは、原発版固定価格買取制度(差額調整契約(CfD))や廃炉に関する会計・料金制度を含め、電力自由化・競争環境下での「原子力事業環境整備」が検討中です。原発支援・優遇の拡充は必要か、原発延命・電力会社経営支援に過ぎないのではないか等、疑問は尽きません。「原発のコスト」など議論の前提から問うていきます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
■ 日程・テーマ等
■ 事務局連絡先
- 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
- 環境エネルギー政策研究所(国会エネ調有識者チーム事務局)TEL:03-5942-8937
■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について
- プレスおよび一般傍聴を募集します(プレス:人数制限なし、一般傍聴:20〜25名程度)。会場の都合上、事前申込とさせていただきます。国会エネルギー調査会準備会事務局(kokkai.enecho01[@]gmail.com)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)なお、一般傍聴の方の不規則発言や拍手、ヤジ等は議論に影響が出る場合もありますので、禁止とさせていただいております。
- ISEP Ustreamチャンネル にてインターネット中継も予定しております(通信環境の都合上、録画放送となる可能性もあります)。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。)
■ 国会エネルギー調査会(準備会)について
この「国会エネルギー調査会準備会」は、国会にエネルギー政策見直しを議論する場がないことを問題視し、国会エネルギー調査会準備会有識者チーム(第20回から基本問題委員会自主的分科会より改称)と原発ゼロの会の協働により自主的に継続開催しているものです。
国会エネルギー調査会準備会有識者チームは環境・エネルギー政策や原子力政策に知見や専門性を有する有識者で構成されています。「原発ゼロの会」には、現在8党と無所属の衆参国会議員67名(2014/10/14現在)が参加しています。
■ このプレスリリースに関するお問い合わせ
認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)
E-mail: kokkai.enecho01[@]gmail.com(国会エネルギー調査会準備会事務局)
([@]を@に変更してご送信ください。)
URL: http://www.isep.or.jp/
TEL: 03-5942-8937
FAX: 03-5942-8938
担当:道満
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