■ 概要
福島第一原発事故の事故処理に従事した40代男性が昨年12月に「白血病」で労災認定されました。これで事故後に従事した作業員の労災認定は、白血病で3名、甲状腺がんで1名の計4名となりました。しかし、認定申請の却下数や内容は公表されていません。
また、事故直後の緊急作業従事者は2万人に上りますが、厚労省が長期的健康管理を行っているのは、従来の被ばく数量限度100mSVを越えたとされる174人のみです。
緊急作業従事者でさえ、このような健康管理体制しかない中、外国人技能実習生を除染事業や福島第一原発の収束作業に従事させている実態が明らかになりました。
そこで、今回は、事故以前から現在に続く原発作業員の被ばくと健康管理の現状と課題(第一部)、外国人技能実習制度と原発事故処理の関係(第二部)に迫ります。皆様のご参加をお待ちしております。
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